インスタントラーメンの
世界総需要TOP15- Top 15 Global Demand For
Instant Noodles
スープ・
調味料&スパイスの種類
1
- 中国 & 香港
- China & Hong Kong
422.1億食
中国
中国ではビーフベースのスープに、中国特有の香辛料である五香粉 (ウイキョウ、シナモン、丁字、陳皮、八角などを加えた香辛料) を加えた味が広く好まれています。また、小麦麺の他にビーフンや春雨を使ったものも中国ならでは。カップ麺は、桶麺と呼ばれるビッグサイズが多いのも特徴です。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
香港
香港ではエビや海鮮といったシーフード系のスープが人気ですが、その他にもビーフ、チキン、とんこつなども発売されており、味の種類が豊富です。また、茶餐廳 (チャーチャンテン) と呼ばれる大衆レストランでは、朝食やおやつの代わりとして、トッピングがのったインスタントラーメンが親しまれています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
2
- インドネシア
- Indonesia
145.4億食
インドネシアで最も人気を博しているのは、焼きそばタイプのミーゴレンです。味はベジタブルやチキン、シュリンプが人気で、チリで辛味を加えたものが好まれています。さらに、イスラム教が人口の大半を占めていることもあり、ハラール対応商品が主流となっています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
3
- インド
- India
86.8億食
カレー味 (マサラ) やチキンティッカ味が人気のインドでは、宗教上の理由から約60%がベジタリアンのため、ベジタブルやトマトのスープが主流です。また、少量のスープを麺に絡めて食べるスタイルが一般的で、子どものおやつ用には「チョタパック」と呼ばれる少量の袋麺も売られています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
4
- ベトナム
- Vietnam
81.3億食
ベトナムではトムチュアカイ味 (エビ風味に辛味と酸味が加わったもの)が一番人気で、麺は歯ごたえのある食感のものが好まれています。また、調理したインスタントラーメンにオニオンや唐辛子を加えて食べたり、米麺のフォーを使った商品が多いこともベトナムの特徴です。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
5
- 日本
- Japan
58.4億食
日本では豚骨、鶏ガラ、魚介といったスープにしょうゆを合わせたものが一般的です。うどんやそば、焼きそばといった商品から、ご当地ラーメンや有名店とのコラボレーション商品、さらには健康を意識した低カロリー商品までバリエーションに富んでいます。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
6
- アメリカ合衆国
- United States of
America
51.0億食
アメリカでの一番人気はチキン味で、その他にもビーフやシュリンプ、ベジタブルなど多くのバリエーションがあります。麺をすする習慣がないため、短めの麺をスプーンやフォークで食べるのが一般的です。また、電子レンジで調理できる商品も多数発売されています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
7
- フィリピン
- Philippine
43.9億食
フィリピンではパンシットカントンと呼ばれる焼きそばタイプが人気です。味はカラマンシー (柑橘系果実)味やホットチリ味が好まれ、スープタイプのラーメンではシーフード味も人気です。また、おやつの習慣があるためミニサイズのカップ麺も親しまれています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
8
- 韓国
- Republic of Korea
40.4億食
韓国では唐辛子の入った赤いスープの辛いラーメンが主流です。スープはビーフやシーフードが人気で、麺はジャガイモの澱粉を混ぜたもちもちとした食感のものが好まれます。また、近年では鶏ガラベースやちゃんぽんを使った白いスープも人気を博しています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
9
- タイ
- Thailand
39.5億食
トムヤムクン味やタイスキ味、ミンチポークが入ったものが人気のタイ。唐辛子を加えたスパイシーな味付けが一般的です。また、ビーフンやフォーといった商品の品揃えの豊富さも、その特徴として挙げられます。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
10
- ナイジェリア
- Federal Republic of
Nigeria
29.8億食
ナイジェリアではチキン味が主流です。少なめのスープで麺を煮込む汁なし麺が一般的で、特に子どもや学生に人気があり、朝食や間食の他に学校の昼食でも食べられています。また、ボリューミーな麺が好まれるのも特徴の一つです。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
11位から15位を見る
11
- ブラジル
- Brazil
25.5億食
ブラジルでは塩味の濃いものが好まれ、スープのない絡めるタイプのラーメンが人気です。味は地鶏 (チキン) が一番人気ですが、ビーフやトマト、チーズ、ベーコンといった味も好まれます。また、クリーミーなスープも主流で、麺の食感はパスタに似ています。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
12
- ロシア
- Russian Federation
22.0億食
ロシアでの一番人気はチキン味で、アウトドアやBBQの他、広い国土を移動する寝台列車の車内で食べられるのがロシアならではの特徴です。また、袋麺はスープを捨ててサイドディッシュで食べたり、砕いてコップに入れスープとして飲むこともあります。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
13
- マレーシア
- Malaysia
16.4億食
マレーシアではカレー味、トムヤムクン味が人気です。ミーゴレンと呼ばれる焼きそばも一般的で、チリや甘いしょうゆのようなケチャップマニスの味付けも好まれます。また、多民族多宗教国家であることから、ポークとビーフはあまり見られません。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
14
- ネパール
- Nepal
15.7億食
ネパールでは調味料で味付けされているブラウンヌードルと、味付けされていないホワイトヌードルの2種類があり、スナックとして食べる習慣があるためブラウンヌードルが圧倒的に人気です。スープはチキンやベジタブルが人気で、辛く味付けしたものが好まれます。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
15
- メキシコ
- México
15.5億食
メキシコではサルサソースやチリソースを加え、ライムを搾って食べるのが主流で、シュリンプやビーフ、チキン、チーズなどのフレーバーが人気です。また、インスタントラーメンはスープとして扱われていて、スープまで飲み干すことが一般的であるため、味は薄めです。
- スープ
-
- 調味料&
スパイス -
※WINA調べ
各食数は2024年WINA世界総需要データを使用