ActivityWINA DAYの活動一覧(各社の活動紹介)

Monde Nissin Corporation

「SHARE A LUCKY MEAL」プログラム

「Share a Lucky Meal」プログラムは、モンデ・ニッシン社のサステナビリティへの取り組みに沿った、主力の社会栄養プログラムです。この120日間の補助給食プログラムでは、フィリピン・ビジネス・フォー・ソーシャル・プログレス(PBSP)および地方自治体の社会福祉部門と連携し、十分な支援を受けられていない地域の未就学児に栄養価の高い食事を提供しました。このプログラムは、商品の栄養価を高め、健康改善を通じて人々の生活の質を向上させ、効果的なパートナーシップを通じて社会開発を行うという、同社が優先事項としているサステナビリティの取り組みを体現するものでした。

「Share a Lucky Meal」プログラムは、モンデ・ニッシン社のインスタントヌードルブランド「Lucky Me!」が資金提供し、社会開発NGOであるフィリピン・ビジネス・フォー・ソーシャル・プログレス(PBSP)と協力して実施された、120日間の補助給食プログラムです。このプログラムは、フィリピン政府の「幼児期のケアと開発 (ECCD)」 プログラムを支援するもので、子どもたちの飢餓や食糧の確保といった課題に取り組むことを目的としています。

対象は計7カ所の児童発達センター(CDC)で、内訳は、マニラ・パシグ市のバランガイ・ピネダにある4カ所と、ラグナ州サンタ・ローザ市のバランガイ・カインギンにある3カ所です。プログラム期間中、これらのCDCに通う合計437名の子どもたちに、栄養バランスの取れた温かい食事や、モンデ製品を含む補助食品が提供されました。また、子ども一人ひとりの体重と身長は、期間を通じて継続的に記録されました。
全体として、子どもたちの4人に3人(78%)が身長の伸びを示しました。これは、ベースラインからプログラム終了時までに325人の子どもが平均4.76 cmの身長増加を記録したことになります。残りの92人(22%)は、期間中、身長に変化は見られませんでした。
このプログラムは、人と地球のために、「Making Better Possible®」を実現するというモンデ・ニッシンの理念を表しています。とりわけ同社の「people (人)」に焦点を当てた分野では、SDG 2「飢餓をゼロに」における主要なインパクトとして、栄養失調の改善、飢餓の解消、そして社会的に不利な地域における幼児期の発達支援が実施されています。さらにこの取り組みでは、複雑な課題に対処するためにマルチステークホルダーのアプローチを活用し、民間企業、NGO、政府の間で協力とパートナーシップが築かれました。これは、SDG 17: 「Partnerships for the Goals(パートナーシップで目標を達成しよう)」の理念に沿ったものです。