ActivityWINA DAYの活動一覧(各社の活動紹介)

日清食品ホールディングス株式会社

もしもに備える、災害備蓄や
「ローリングストック」の啓蒙活動

日清食品グループでは、防災意識や災害備蓄知識の向上を目的に、普段から食べ慣れている食品を防災用に備えておく「ローリングストック」の啓蒙活動を推進しています。

人や社会に役立つことは何かを考え続け、人々の食を満たすことで社会に貢献し続けた日清食品の創業者・安藤百福。日清食品グループは、創業者の思いを受け継ぎ、被災地への支援や防災に関する啓蒙活動などを積極的に行っています。

災害時に最も重要なことの一つが、食料の確保です。日常的に食料を備蓄しておくことが大切ですが、長期保存が可能な食品でも、こまめに確認をしておかないと、いつの間にか賞味期限が切れていることもあります。そのような事態を避けるために推奨されるのが「ローリングストック」です。普段食べなれている日常の食品を災害時のために備えておく考え方で、日常生活の中で消費しながら、定期的に買い足すことがポイントです。
日清食品では、「ローリングストック」を消費者に実践してもらいたいという思いから、カップ麺やカップライスが3カ月ごとに自動的に届くサブスクリプションサービス「カップヌードル ローリングストックセット」を提供しています。オリジナルBOXには、カセットコンロや水、手鍋、フォークなども入っており、電気や水道が止まっても温かい食事を食べることができます。定期的に自動で届くため、賞味期限を気にしたり、自身で買い足したりする必要がありません。この商品は防災分野の有識者からも評価され、防災安全協会より防災製品等推奨品に認定されています。

またグループの社会貢献活動「百福士プロジェクト」において、「もしものときにも、いつものおいしさを―災害備蓄・ローリングストッカーズ」を実施し、日本各地で啓蒙イベントを開催し、社員自らがリーフレットの配布などを行うなど、さまざまな形でローリングストックに関する普及・啓発活動を続けています。