第10回
世界ラーメンサミット 2022
日時:2022年8月24日(水)~8月25日(木)
開催地:ジャカルタ(インドネシア)と世界21か国・地域をオンライン接続
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ギャラリー
概要
日時
2022年8月24日(水)~8月25日(木)
会場
インドフードタワー(インドネシア)および世界21か国・地域とのオンライン開催
ホスト
カンパニー
PT Indofood Sukses Makmur Tbk.
2022年8月24日と25日において、「第10回世界ラーメンサミット」を開催しました。 オンラインで開催した今回のサミットは、理事会員であるインドフード社(PT Indofood Sukses Makmur Tbk.)がホストとなり、世界21か国・地域を結び、延べ約400名もの業界関係者が参加しました。
プログラム
1日目
●理事会
2日目
●総会
●オンライン特別イベント
① 講演「食品安全と栄養」
Mr. Purwiyatno Hariyadi(ボゴール農科大学教授、東南アジア食品・農業科学技術センター(SEAFAST)研究者)
② ビデオプレゼンテーション「Z世代の謎を解き明かす」
Mr. Damon Hakim(Red Asia Inc. マネージングパートナー)
③ パネルディスカッション「栄養とウェルビーイング」
山本尚子氏(WHO事務局長補)
渋谷健司氏(東京財団政策研究所研究主幹、相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンター センター長)
田瀬和夫氏(SDGパートナーズ有限会社代表取締役CEO) *モデレーター
安藤宏基(WINA会長、日清食品ホールディングス CEO)
開催報告
理事会
理事会では、13の理事会社及び2つの特別会員団体から各代表者が出席し、当業界を取り巻く環境変化や消費者の皆様からの期待にどう応えてゆくか、並びに今後の具体的な取り組み重点分野について議論を行ったほか、協会活動の更なる活性化に向けて活発な議論が行われました。
総会
総会には、全ての会員企業・団体が招待され、インドフード社が制作したバーチャルの舞台上では、東京やタイなどからのリモートスピーチなど、オンラインならではのイベントとなりました。
冒頭、アクストン・サリム・インドフード社代表から、WINA議長として開会挨拶があり、初のオンラインサミット開催における会員の皆様のご参加を歓迎しました。また、食料システム・栄養課題などインスタントヌードル業界を取り巻く様々な問題に対する持続可能なソリューションについて、議論したいと述べました。
続いて、安藤宏基・WINA会長より、インスタントヌードルのウェルビーイングへの貢献についてプレゼンテーションが行われました。インスタントヌードル業界の課題や責任へ対応していくためのポジティブな姿勢として「Noodle Positiveへの挑戦」を提唱し、インスタントヌードルが永遠に世界中の人々に愛され続ける“時空を超えた食品(タイムレスフード)”になれるよう、会員の皆様と努力していきたい旨を述べました。
また、当業界の今後の取り組み重点分野について、「栄養健康」、「環境保全」、「食品安全」、「その他社会課題の解決」の4分野を柱に議論を行いました。このうち「栄養健康」、「環境保全」については、前回サミットにおいてインスタントヌードルの開発原則に追加した2大テーマであり、昨今の社会潮流も踏まえつつ業界としての責任を引き続き果たしていくことを確認しました。参加した会員企業からは、当業界の今後の方針について「大変共感できる」「賛同するとともに、業界のサポートをしていきたい」等の前向きな反応をいただきました。
オンライン特別イベント
① 講演「食品安全と栄養」
ボゴール農科大学(IPB)の他、東南アジア食品・農業科学技術センター(SEAFAST)の研究者であるPurwiyatno Hariyadi教授より、食品加工産業の課題と、栄養と食料安全保障への業界の貢献について講演いただきました。
② ビデオプレゼンテーション「Z世代の謎を解き明かす」
インドネシアの大手デジタル広告代理店、Red Asia Inc.のマネージングパートナー、Damon Hakim氏の進行のもと、デジタルネイティブのZ世代(Zoomers)の謎とその特性を明らかにすべく動画を交えたプレゼンテーションを頂きました。
③ パネルディスカッション「栄養とウェルビーイング」
山本尚子氏(WHO事務局長補)、渋谷健司氏(東京財団政策研究所研究主幹・相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンター・センター長)、田瀬和夫氏(SDGパートナーズ有限会社代表取締役CEO)(モデレーター)をお招きし、安藤宏基・WINA会長と共に昨今重要なキーワードとなっているWell-beingを軸に、インスタントヌードル業界に期待される役割について議論しました。
※肩書は当時のものです