即席麺に関連する食品安全問題への対応とリスク管理について、各社における取り組みを共有いただきました。食品安全は業界の重点取り組み分野の1つであるとともに、即席麺が消費者のみなさまから愛され続ける食品であるために、最重要課題であると考えています。食品安全問題の未然防止および発生時における迅速な対応など、安全性の更なる向上に向けたディスカッションも実施しました。





また、"The Smart Risk Communication to the Anxious Consumers about Food Safety"と題し、SFSS理事長の山崎氏より、即席麺にも使用される食品添加物など、消費者の方々が懸念される食品安全の事案について、即席麺事業者から消費者のみなさんへのコミュニケーションのポイントを講話いただきました。山崎氏は、WINAのインスタントラーメンコラムの連載にても、食品の安全・安心や食品添加物のリスクに関する客観的な認識について解説いただいています。

*SFSSウェブサイト　https://nposfss.com/
*WINA インスタントラーメンコラム　https://instantnoodles.org/column/

WINAは、インスタンドヌードルが人と地球にやさしいインスタント・ホットミールであり続けるために、2022年8月の第10回サミットにおいて、①栄養と健康、②環境保全、③食品安全、④その他社会課題の解決の4分野を、今後インスタントヌードル業界が重点的に取り組む分野として設定し、業界としてのサステナビリティ・コミットメントを策定しました。目標設定から1年が経過した今会議にてレビューを実施し、業界を取り巻く課題への対応について活発なディスカッションが展開されました。

全体ディスカッションでは、今後の安全安心部会のありたい姿と取り組みの方向性、開催方針を共有しました。また、ATNI（栄養アクセス・インデックス）やNPS（栄養プロファイリングシステム）に関する情報交換を実施しました。